北海道新聞掲載記事

 「チャンネル43 鑑るみる」掲載
 菅原清弘ひとりてん

     人間の内面を多彩な表現で
       菅原清弘さん
 旭川市内の公務員菅原清弘さん(五七)の個展。写 真、彫刻、油絵など約四十点が並ぷ。旭川市二の 三のカフェ「花みずき」で開かれている。

 菅原さんは中学生の時から写真を撮り始めた。 勤め先ではカメラクラブも設立し、道写協旭川支 部にも入会したが、「内なる自分の表現」を追い 求めるうちに写真以外の表現手段にも着目。彫刻 や陶芸などにも取り組むようになった。

 今回の「ひとりてん」は、中学時代に油絵で抽 象画を描いてから四十年の節目を記念した。写真 は風景を中心に九枚、木の彫刻は十一点。他にも デッザンや油絵、彫金、ブロンズ像など、四十年 前から今年の作品までを多彩に展示した。

 そのうちの一つが、「立っている人」を表現した 木彫り。一九八六年の作品で、悩みや苦しみとい った人間の内面がテーマ。ブナ材をチェーンソ ーで切り出して内部に空洞をつくり、彫刻刀やノ ミで仕上げた。

 菅原さんが自分で焙煎している三種類のブレン ドコーヒーも、会場で無料で飲める(限定四十 杯)。菅原さんは「いろいろな角度で自由に作品 を見てほしい」として、個々の作品に題名はつけ ていない。十月には四十周年記念の第二弾として 旭川市内のギャラリー喫茶で個展を開く予定。

 九月四日まで。午前十時−午後七時。入場無料。

     (町田誠)

【人間の悩みや苦しみをテーマにした木彫り】
北海道新聞(H16.08.31)



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